医療者のための会議ファシリテーション入門

講師

金子 怜司  かねこ さとし
(株式会社早稲田大学アカデミックソリューション コンサルタント、早稲田大学エクステンションセンター講師)

大学卒業後、学習塾運営および講師として勤務。その後、専門商社を経て現職。幅広い職種や立場、年齢層との折衝経験を通じ、交渉や合意形成コミュニケーション能力を磨く。ビジネスパーソンを対象とした研修の企画運営他、教育コンサルタントとして企業・団体でのビジネス研修講師を務める。オンライン講座「ビジネスのためのロジカルライティング」添削指導員、早稲田大学エクステンションセンター講師。

開催情報

query_builder : 2017/6/3 (土) 10:00 〜 17:00

location_on : 早稲田大学 早稲田キャンパス周辺(調整中)

navigation : 東京都新宿区(東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩10分)

受講料

20,000 円 (税込)

セミナー詳細

近年、医療現場をとりまく環境が激しく変化しています。特に医療の複雑化・高度化に伴って業務が増大している一方で、安心安全で質の高い医療を求める患者やその家族の声も高まっています。

そのような背景から、「チーム医療」が構築され、医療関係者がそれぞれの専門性をフルに活かしながら、対等な協業関係のなかでより質の高い治療やケアを行うところが増えてきました。
また、高齢者が自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように、医療関係者を含めた社会の各プレーヤーがサポートし合う「地域包括ケアシステム」の構築推進も、大きな変化の一つであることでしょう。

これらの動きは、様々な専門性を持った医療者間はもちろんのこと、官民併せた多職種連携がますます求められることを意味しています。また、患者やその家族との関わりも今まで以上に深まることになります。

こうした関係者の多様性から生まれるメリットを医療活動の質向上に活かすためには、お互いが尊重し合いながら納得感の高い協業プロセスや成果を生み出すための場づくりが大切になってきます。

一方で、多様な関係者が協業する現場においては、立場やミッション、価値観等が異なることで議論が散漫になったり、お互いが必要以上に遠慮し合うことで、思うような結論や成果が出なかったりすることが指摘されています。

こうした課題に対し、まずは他職種間のコミュニケーションにおける主たる場である「会議」において、表面的な合意や安易な妥協に留まることなく、多様性を効果的にマネジメントし、それぞれの職種の専門性を引きだし融合することができれば、そのチームは高い成果を発揮し、結果的に患者に提供する医療の質をあげていくきっかけになることが期待できます。
結論ありきの定型会議から、すべての参加者で答えを見出す「ワークショップ型会議」へ路線を切り替えることで、多様性を強みにすることが可能です。

そのために活用できる手法のひとつに、「ファシリテーション」のスキルがあります。
ワークショップ型でのファシリテーションは、多様な意見を引きだし、それらを参加者と共有しながら納得度の高い合意形成を導く強力なプロセスであり、創発的なチームビルディングや意思決定にも応用可能な手法です。

本セミナーでは、具体的なファシリテーションの活用シーンを想定し、現場で実践できるスキルを身につけます。