「コンフリクトとナラティヴ」~コンフリクト・マネジメント入門~

講師

中西 淑美 (山形大学医学部准教授)

【プロフィール】
国立大学法人山形大学医学部総合医学教育センター准教授。早稲田大学紛争交渉研究所客員研究員。法学修士。医学博士。
九州大学大学院法学府法学修士課程修了、九州大学医学研究院博士課程中退。コンフリクト・マネジメント、医療メディエーション、医療者-患者コミュニケーションの観点から、関係構築論、医療紛争、ADR、修復的対話とナラティヴ、共感を研究。著書に、『医療メディエーション-コンフリクト・マネジメントへのナラティヴ・アプローチ』(シーニュ社、共著)、『ADR-理論と実践』(有斐閣、共著)、『医療事故対応の実践-判例と実例に学ぶ』(三協法規出版、共著)、『医療コンフリクトマネジメントの考え方』(財団法人日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会発行)。2005年より同機構で医療対話推進者(医療メディエーション)教育プログラム作成と養成を開始。2012年4月より患者支援サポート加算体制充実加算医療対話推進者(医療メディエーター)教育養成に従事。日本仲裁ADR学会理事、社団法人日本医療メディエーション協会常任理事(教育担当理事)、医療コンフリクト・マネジメント学会常任理事、医療マネジメント学会評議員、日本心血管インターベンション治療学会倫理委員、NPO法人患者アドボケーターセンター教育担当、NPO法人医療ADR理事。

開催情報

query_builder : 2017/4/29 (土) 11:00 〜 18:00

location_on : 早稲田大学アカデミックソリューション 3Fセミナールーム

navigation : 東京都東京都 新宿区西早稲田1-9-12 大隈スクエアビル

受講料

20,000 円 (税込)

このセミナーは定員に達したため申し込みを締め切りました。

セミナー詳細

価値観が多様化する世の中で、私たちは同じものを見ているつもりでもまったく異なった解釈をしたり、様々な意見や利害の対立に直面したりすることがあります。また、思わぬ誤解から問題が引き起こされることもあります。これは医療の現場に限らず、私たちが日常的に経験していることです。
私たちは自己の体験を基に、見ているものから取捨選択してデータを収集し、意味を作り上げ、現実を記憶するときには、自分の価値的判断を加えていきます。現実の認識のずれ、つまり「コンフリクト」(葛藤、対立、紛争、闘争)が誰にでもあるということを理解することから、コンフリクト・マネジメントは始まります。
「認知が相容れない状態」であるコンフリクトに対処していくためには、個々の価値観・背景に基づく認知のフレームや、意味づけられたナラティヴの語りが重要になります。
講義では座学と演習で、知識や自己の気づきを深め、実践に役立つコンフリクトへの対処方法を学びます。医療メディエーションを学ぶ前の基礎段階としてもおすすめです。

①コンフリクトとは何か
②コンフリクトのABC
③認知のフレーム(紛争のNBC)
④ナラティヴとは何か
⑤紛争スタイルとナラティヴスタイルとは何か
⑥受容と共感について
⑦協調型交渉と医療メディエーション(簡単な概論)
⑧紛争のIPI(イシュー・ポジション・インタレスト)構造
※プログラムは受講生の構成等により変更になる場合があります。

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